プログラミングを始めるなら、まずは快適な開発環境を整えましょう。本記事では、Visual Studio Code(VSCode) のインストールから基本設定、おすすめ拡張機能まで詳しく解説します。
1. VSCodeのインストール
① VSCodeのダウンロード
まずは公式サイトからVSCodeをダウンロードします。
🔗 Visual Studio Code公式サイト
お使いのOSに合わせて、以下のバージョンを選びましょう。
- Windows(ユーザーインストール版 / システムインストール版 / ZIP版)
- Mac(Intel / Apple Silicon)
- Linux(.deb / .rpm / .tar.gz)
② インストール手順
Windowsの場合
- ダウンロードした
.exe
ファイルを実行。 - 利用規約に同意し、「次へ」をクリック。
- インストール先を選択(デフォルトでOK)。
- 「追加タスク」で以下にチェック推奨:
PATH
に追加.code
コマンドを使用可能にする
- 「インストール」をクリックし、完了したら「完了」を押して起動。
Macの場合
- ダウンロードした
.zip
ファイルを解凍。 Visual Studio Code.app
を/Applications
フォルダに移動。code
コマンドを有効にする(ターミナルで実行):shCopysudo ln -s /Applications/Visual\ Studio\ Code.app/Contents/Resources/app/bin/code /usr/local/bin/code
- VSCodeを起動。
2. 日本語化と基本設定
① 日本語化
- VSCodeを起動。
- 左側の拡張機能(Ctrl + Shift + X)を開く。
Japanese Language Pack for Visual Studio Code
を検索してインストール。Ctrl + Shift + P
でコマンドパレットを開き、Configure Display Language
を選択。ja
を選択し、VSCodeを再起動。
② 基本設定
Ctrl + ,
で設定画面を開き、以下の推奨設定を適用。
- 自動保存の有効化
Files: Auto Save
→afterDelay
- インデントの設定(タブ vs. スペース)
Editor: Tab Size
→2
または4
- テーマ変更
Color Theme
でDark+
やDracula
など好みのテーマを選択。
3. 必須&おすすめ拡張機能
VSCodeをもっと便利にするために、拡張機能を追加しましょう。
拡張機能 | 説明 |
---|---|
Prettier | コードの自動フォーマット |
ESLint | JavaScript/TypeScriptのLintツール |
Live Server | ローカルでHTML/JSをプレビュー |
GitLens | Gitの履歴・変更を可視化 |
Python | Pythonのサポート |
Jupyter | Jupyter Notebookのサポート |
Vim | VimのキーバインドをVSCodeで使用 |
拡張機能の追加方法:
Ctrl + Shift + X
で拡張機能パネルを開く。- 拡張機能名を検索し、「インストール」をクリック。
4. よく使うショートカット
操作 | Windows / Linux | Mac |
---|---|---|
コマンドパレット | Ctrl + Shift + P | Cmd + Shift + P |
サイドバーの表示/非表示 | Ctrl + B | Cmd + B |
ターミナルを開く | Ctrl + ~ | Cmd + ~ |
ファイル検索 | Ctrl + P | Cmd + P |
コメントアウト | Ctrl + / | Cmd + / |
フォーマット | Shift + Alt + F | Shift + Cmd + F |
5. ターミナル設定&Git連携
① VSCode内でターミナルを使う
VSCodeのターミナルは Ctrl + ~
で開閉できます。
デフォルトのシェルを変更するには:
Ctrl + Shift + P
で「Select Default Profile」を検索。PowerShell
,Git Bash
,WSL
,zsh
などを選択。
② Gitとの連携
Git
をインストール(Git公式サイト)。- VSCodeの「ソース管理」タブを開く(
Ctrl + Shift + G
)。 - 以下のコマンドで初期設定:shCopy
git config --global user.name "Your Name" git config --global user.email "your.email@example.com"
git init
でリポジトリを作成。git add .
→git commit -m "First commit"
→git push
で変更を反映。
6. Remote環境(WSL, Docker)との連携
① WSL(Windows Subsystem for Linux)
WindowsでLinux環境を使いたい場合、WSLを活用できます。
- WSLの有効化shCopy
wsl --install
- VSCode拡張機能「Remote – WSL」インストール
Ctrl + Shift + P
→Remote-WSL: New Window
でLinux環境を開く。
② Dockerとの連携
- Docker Desktopをインストール(公式サイト)。
- 「Remote – Containers」拡張機能をインストール。
Ctrl + Shift + P
→Remote-Containers: Open Folder in Container
でコンテナ内で作業可能。
まとめ
これで、VSCodeの環境構築はバッチリです!💻✨
✅ 今日のまとめ
✅ VSCodeをインストール(日本語化 & 設定)
✅ おすすめ拡張機能を導入
✅ ショートカットを活用して作業効率UP
✅ Git連携 & WSL/Dockerとの統合
これで快適な開発環境を整えられます!
ぜひ試してみて、プログラミングを楽しみましょう! 🎉
コメント